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■Topics-3.
もうすでに学校には頼れない
・現在小学校で使われている教科書には、以前中学・高校で扱われていた単元が多く導入されています。一見簡単そうに見える現在の教科書は、実は非常にハイレベルな内容になっています。しかし、それを教える教師は学校が掲げる数値目標や教科書の進捗度合いといった重荷を背負いながら、不安をもって授業を進めています。(週休二日制、ゆとり教育でさらに厳しい状況です)親が自分の子供の頃と比較して、明らかに今の子供の方が勉強に割く時間が長いのにもかかわらず、あまり学力の向上が見られないという声が多く聞かれますが、背後にはこういった要因があるのです。
【学力格差の要因】
T.表面的な学習のみで、応用力が身に付かない。
U.教科書の内容が簡単に作られている。
V.教師による充実した指導が得られない。
◆このような現状に対して、子供が学校の授業に遅れることなく、楽しく勉強が出来るようにするために、子供や家庭には次のような対処が迫られています。
T.の対処
基本・基礎固めを中心とした反復練習を行い、段階的な勉強方法を取る。また、単純な計算問題や読み取りよりも、なぜこのような答えになるのかといった原理や仕組みについて理解するように心掛ける。
U.の対処
教科書を丹念に説明した参考書的な教材を利用する。ドリルや問題集では、子供に単元を充分に理解させる力がつかないので、思ったより役に立ちません。
V.の対処
上記のように難しい単元が増えているにもかかわらず、教師が授業で教える時間は年々減少しています。そのため、単元を端折ったり、単元テストを簡単にして授業を先に進めようとしています。したがって、小学1年生の時から予習をしてから授業に臨むように習慣付けをし、教師の代わりにお母さん乃至はお父さんが今何を勉強しているのか・何が分からないのかを常に把握し、子供のフォローを行なわなくてはなりません。また同時に、授業や教科書の内容が家庭でも理解できる教材も必要となるのです。
現代教育は、私達親御世代がかつてあまり家庭学習をしなくても学校の授業についていけた時代とは大きく異なっているのです。